無人島こるぽっくるの移住暮らし。

あつまれどうぶつの森 無人島移住Blog

ワニとトイレ。

無人島に移住してから、およそ1週間が経った。

 

今日はワニのアルベルトが移住してきた。

カルピ、いさこに続いて3人目(3頭と表記する方が正しいだろうか)。

ナイル川からはるばるやってきたらしい。

カルピといさこは私が島巡りをしているときに勧誘したのだけれど

アルベルトは地元の河川で話題になってるという噂を耳にして

こるぽっくる島へ辿り着いたらしい。

ここ数日、やけにたぬき開発から音沙汰がないと思っていたけれど

この島への移住者を続々と募っているらしい。

 

正直な話、たぬき開発から現地クルーとして就業手当をもらっている以上

一文無しの私が言えた義理ではないのだけれど

こるぽっくる島のリゾート開発はあまりしたくないと思っている。

リゾートに行きたいならハワイやグアムに行けばいい。

これだけ人が集まって、たぬき開発に買い取られた時点で

ここはもう無人島ではないけれど

せっかく都会から離れてスローライフを楽しみにきたんだから

自然満載の島でまったり暮らしたいのが本音だ。

 

話は戻るけれど、新住人にワニが来たことで私は脂汗が止まらない。

この島に集まるどうぶつたちは、すべて種別を超えた共通語

どうぶつ語を解することができるほど、知能が高いことは知っている。

ただ、突如現れた彼らの本能は、自身の理性で律することができるか

私は安全であると確信できるほど、彼らのことをよく知らない。

その辺のところ、どうぶつのための開発事業をやっている

たぬきちは私たち人間が知らない生態をよく理解しているようだ。

 

私は人間枠の移住プラン申込者なので

どうぶつ枠の詳細はよく知らないのだけれど

どうぶつたちの特性や習性、文化に関して

島生活に適応できるか厳密な審査があるということだけは

移住者向け住居建設の際に、たぬきちから聞いた。

つまり、たぬき開発が安全を保証しているため

実現できているプランであるということだ。

 

実際、怖いのをガマンしてあいさつまわりに行った時は

まだ子どもだからか、性格的にも温厚そうで

自身の体を回転させながら、獲物を引きちぎるなんていう

恐ろしい芸当はやりそうにない雰囲気だった。

他の住人もクマのアネッサを除いて

遠巻きに見ているだけで近づこうとはしなかったが

今日は荷ほどきで忙しいだろうし

そのうち打ち解けられる機会を設けられたらいいかもしれない。

 

他には、前にまめつぶが話していた物流を調える手筈が整ったのか

アパレルショップ、エイブルシスターズのきぬよが来島していた。

なんでもたぬき開発傘下のアパレルショップで

彼女たち、どうぶつの国では随分と有名なブランドらしい。

今回は島の視察段階で、島でのショップ展開を考えているとのこと。

たしかに有名ブランドと自称するだけあって

彼女が持ってきた服たちはどれもポップで魅力的!

今までたぬき開発からの支給品を着まわしたり

服を自分で作るという、なかなかのサバイバル生活を味わっていたけれど

また少し文化水準が上がったような気がする。

 

あとは、釣りや虫取りをしている間に

金や資材、家具やレシピを運んでくる謎の風船を撃ち落として

自然とお金が貯まったのでローン返済しておいた。

 

食料はこの島特産の腹持ちのいい不思議なりんごのおかげで

お腹は減らないし、飢えることもないんだけれど

いかんせん風呂洗濯トイレなどのセルフケア問題が課題だ。

 

そう、なんと島に来てからの1週間

私はワンルーム、キッチン風呂トイレなしの家に住んでいたのだ!

もはやそれは屋根があるだけの小屋である。

 

それでどうやって生活をしていたかというと

ほとんど自然由来の無添加女子してました。

キッチンはなくてもチャッカマンがあるので火を起こして

外で食事。これがキャンパーのあるべき姿。

風呂はまだ資材が足りなくて作れないので、川で水浴び。

洗濯も洗濯板を使っていたし、トイレは海に向かってすっぽんぽん!!

これが男一貫、裸の生き様よおお!!!(※筆者は一応女子です)

 

これがマジモンのワイルド。

 

まだ家電製品が島に流通していなかった、この3日間に

私はすっかりネイティブコルポックリアンになり

ワンルームは自作のベッドと自作の服をしまうクローゼットのみ

の生活を送っていたのです。しょっぱいぜえぇ!!!

 

そして今日、もう一部屋拡張し、ついに我が家にバスルームが!!

(正確にはバスはなく、手洗い付きトイレと洗濯機置き場)

 

トイレができたのに一番感動した。

どうぶつたちはその辺あんま気にしないんだけど

私は人間だからさ、やっぱ海に向かってうんこなんてしたことなかったんだよね。

やっと文化水準が人間に追いついてきたことに感動して

今日はもう寝ようと思う。ありがとうトイレ。おやすみトイレ。